R4_北中ブログ

R4_112 ノート添削

 2月13日の月曜日から、2年生の数学の勉強を支援しようとノート添削を始めました。

 数学は積み重ねの学習が多く、一度不得意になるとなかなか自力では回復できないので、ノートにしっかりと問題を解いてもらい、応援しようという試みです。

 添削に参加するルールは「毎日、ノートを出すこと」。当然、取り組めない日もあるので、そんな日でも「1問だけ解いて出すこと」、そして「もし、提出できないときは添削を止めまーす」。こんなルールで取組を始めました。

 

 当初は、20人くらいの生徒が参加していたのですが、取組が進むにつれて、今は10冊くらいのノートが毎日届いています。そのノートに赤ペンで添削を書いて、その日のうちに返却というのが一連の流れです。

 しかし、生徒によって間違うところは様々です。それに解説を一つ一つ書いていて手が回らなくなりましたので、最近は解き方の解説を、QRコードを付けてYouTubeから視聴できるようにして、添削が少なくなるように工夫しています。

 実際に取り組んでみて、教師には、その問題の解き方を教えること以上に、大切な役割があることに改めて気づかされました。

 子どもたちを励まして毎日の勉強を動機づけたり、それぞれの子どもの力量にあった問題を選択したり、頑張りすぎの子どもに適切な演習の分量を伝えたり…。

 3月の終業式まで、毎日提出のルールを頑張って守って、1冊でも多くのノートが残って欲しいと思っています。