R4_北中ブログ

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R4_62 陽の当たる教室

 7月中旬から、外壁工事の関係で校舎がすっぽりとビニールで覆われていましたが、今週に入って、その覆いを取り払う工事が続いています。

教室に太陽が戻ってきた!

覆いがとれるまであと数日

 まだ覆いがある玄関の下塗りの塗装の色が、真っ黄色と濃いめの茶色だったので、子どもたちが「カステラみたい・・・」と、完成の色を随分と心配していました。巨大なカステラとはならず、本当に安心しました。

 さっそく、4階に上がって、窓からの景色を確認しました。

4階からの眺望です

函館山もくっきり!

 以前、北中にお勤めになっていた田中努先生(現在、乙部中学校の教頭先生)は、北中の4階からの眺望が大好きだと話されていたことを思い出します。

 少し高い位置にある校舎からの眺めは、四季折々の臥牛山の紫に煙る孤高の姿を、本当に豊かに見せてくれます。

 明日の天気予報は快晴です。良い一日となればいいね。 

R4_61 進路説明会が開催されました

 11月11日、3年生の生徒・保護者に向けた進路説明会が開催されました。

 例年は、生徒と保護者の方を分けて説明していましたが、今年は入試制度がかなり変わってきているので、同じ説明を同時に聞いていただいて、親子で「この部分はどうなのかねぇ?」といった疑問があれば、それにに答えていこうという趣旨での開催でした。

スライドを使った説明が中心でした

 実際には、その場で質問というのは少し難しかったようで、説明会が閉じられた後に、数名の保護者の方が個々にご質問をなさっていました。

 今年の入試の大きな特徴は、公立の高校に「自己推薦」という制度が新設され、例年の入試とは少し違った形で実施されることです。私立高校の推薦は、だいたい例年通りという形にはなっておりますが、進路については、万が一にも間違いが無いように進むことが必要です。

  今回の説明会で配付いたしました資料について、ぜひ、お子さんと御一緒に読んでいただき、今年の入試についてご理解の上、志望校の選択を行っていただきたく存じます。

スクールポリシーって何?!

 また、お仕事などで説明会にこられなかった保護者の方にも、この度の変更点などを聞いていただきたく、今回の説明会についてはYouTubeからオンデマンド配信で視聴できるように準備を進めています。

 説明会にお越しになれなかった保護者の方だけでなく、説明をもう一度聞いてみたい、ポイントを絞ってそこだけ聞いてみたいなどのご要望がございましたら、ぜひご活用ください。

 配信の用意が整いましたら、安心安全メールにて配信先のURLについて、おしらせ申し上げます。

 

R4_60 ワゴンカメラが教弘論文で特選を受賞!

 北中生がコロナの濃厚接触や罹患で困ったときに、皆さんを一生懸命に支えてきた「ワゴンカメラ」(R4_10、R4_55でも既報)ですが、この度、日本教育公務員弘済会北海道支部が主催する教育研究論文の学校研究部門で特選という最高賞を受賞しました。

 11月に入って、本道では9千人を超える罹患が続き、コロナが猛威を振るっています。北中でも、先週から徐々に濃厚接触や風邪症状による欠席が増え始め、今週の月曜日からは、ついに全クラスでワゴンカメラが稼働し始めました。

 現在は、なんとか学級閉鎖には至らないところで踏みとどまっていますが、各クラスには、どうしても5日間やそれを超える日数の欠席となる例が出ており、学校では、お休みになっている生徒の元に、一生懸命に授業を送り続けています。

 10月の早い頃は1台か2台のワゴンの稼働で済んでいました。しかし、11月に入って一気に状況が変わり、コロナの広がる早さに改めて驚いています。

 6クラス同時となると1日に30以上の授業になります。放課後にまとめて処理するには時間が足りません。そこで、給食時間に教室の外にワゴンがでてくるタイミングを見計らってSDカードを一度回収し、午前の授業を、昼過ぎからグーグルのクラスルームに次々とアップロードするように手順を変えました。

 こうすると午後6時頃までに全てのクラスの授業を、グーグルクラスルームから視聴できるようになります。

 期末テストも近くなってきて、授業の中で勉強のヒントが話されるときもあります。

 頑張って聞き逃さないようにしてくださいね ^^;  

 

追伸 北海道ではコロナが猛威を振るい始めています。必要とされている情報なので、本文を掲載します。

 

 本文中にも書きましたが、校内でたくさんのWeb会議をつないでリモート授業を行うと、「①黒板の文字や先生の説明が、カメラの性能や回線の状況によって品質が劣化し、判読が難しかったり、聞きとりづらい時がある」といったことが、規模の大きな学校では実際に起きているようです。

 そうした学校では、黒板の板書をカメラなどで撮って、補助資料として添付しているようなお話を伺いました。

 クロームブックに、CN922などの広角のカメラを取り付けるだけでも、送り出す授業動画の品質がかなり改善します。カメラを変えること、送り方を変えること(ライブからオンデマンド)などの手段を講じ、必要な解像度を確保して、欠席となっている子どもたちを支援なさってください。

 また、クロームブックでも一度、高画質でハードディスクに保存し、その映像をクラスルームにアップロードすることはできます。授業の中にどれだけインタラクションが必要かで、方法を選択されるとよいと思います。

 

 

 

R4_59 村國先生、見参!

 11月7日に、お休みになっている笠松先生の代わりに美術を教えて下さる、村國先生が着任されました。

 道南地方は、教員が不足しており、美術を教えることができる先生も本当に限られていました。

 村國先生も、他の町で既にお勤めになっており、かなりタイトな1週間のスケジュールだったにも関わらず、「北中が困っているなら…」と一肌脱いで下さったのでした。

 今日のタイトルの「見参!」は、そんな心意気で北中に来て下さった村國先生への感謝の気持ちです。

 

 初日の、一番最初の授業は1Aのクラス。授業の初めに活を入れた後、球を描く課題に取り組んでいました。

 丸を球にするのは、子どもたちにとっては結構たいへんな作業のようです。佐々木教頭先生も美術の先生なので、随分簡単そうにこういう絵を描きますが、画才のない私には本当に羨ましく思えます。

ちなみに作例はこんな感じでした

 村國先生は北斗市で校長先生を御退職され、小学校や特別支援学校にもお勤めの経験があり、きっと北中生のことを大事に、そしてしっかりと育ててくださるものと思っています。

 どうぞ、北中生のことを宜しくおねがいいたします。

追伸 その後、1年生の皆さんの作品が廊下に掲示されましたので、ここに補足します。

 

R4_58 近況報告 校内研修会、「性と生の学習会」の開催

 11月2日の5時間目に、2年A組の授業を全職員で参観し研修する校内研修会が行われました。

 全国学力学習状況調査の結果を受けて、北中の大きな課題である学習計画の作成や学習習慣の形成をテーマとした研修会でした。

 身の回りにスマホやゲームがあふれており、1日で3時間以上ゲームに費やす生徒が多数います。こうした現状から中学生になっても未だに自分の学習スタイルや学習習慣が確立できていない生徒たちも多く、こうした生徒たちに対して、学級や授業の中でどうやって働きかけていけば、効果的なのかについて、市教委から櫛田指導主事を招いて研修が行われました。

学習時間をグラフで表し自分はどの位?

スコラ手帳を使った学習の計画と記録期末テストまでの2週間の計画を作成

作成した計画の発表です

 国語の大谷先生の協力も得て、漢字のテストなど誰もが取り組みやすいところから取り組み始めたのですが、最初の頃は惨憺たる平均点が、今は平均点9.5(10問で1問でも間違うと平均点以下に!)まで来ているそうです。

 勉強を続けていくためには、一人一人がつまずいているところを丁寧に修復しながら進むこととともに、属する学級が学びに前向きなことも大切な要素となっています。

 今回の2年生の研修が各学年にも波及して、それぞれの学年の取組の中に、自らの学習を計画的に進める力を培ったり、正しい学習習慣が身につく形に繋がっていくことを願っています。まだまだ長い道のりは続きますが、ご家庭でも時々様子を聞いたり、励ましの言葉をかけていただけたら幸甚です。

 

 また、11月4日にはえんどう桔梗マタニティクリニックより新垣先生と助産師の岡嶋先生をお招きして、「性と生の講演会」を開催しました。

 この講演会は、①生命誕生について科学的に理解させることや、②自己を振り返り、家族への感謝の気持ちなどから生命の尊さを感じさせること、③自他の生命の尊さを学び、他人の生き方を認めていく心情や態度を育てることを目的として開催されました

講師の新垣先生と岡嶋先生です

前半は新垣先生のご講演からスタート

映像やクイズを交え、生徒にも分かりやすく

後半はダミー人形を使ってだっこ体験でした

3kg位あって、意外と重たいことに気づきます

 

 午後の2時間続けての授業でしたが、終始、和やかな雰囲気の中で進んだ講演会となりました。

 新垣先生のお話は、毎回エネルギッシュで、お話になるスライドの構成も直前に変更なさることも多々あるとのことでした。生徒に伝えたいことが最も良く伝わるように、常に考えてくださって、ご講演いただいていることを強く感じました。

 また新垣先生と岡嶋先生は、どちらも北中の保護者さんとのことです。こうした形で学校にお力をお借りすることができましたこと、本当にありがたく思っております。

 

R4_57 学校の地域公開(参観日)

 11月1日は、午後の6時間目が地域公開日となりました。

 久しぶりに保護者の皆さんに学校にお越しいただくことになり、1学期の時と授業を変えて参観して頂こうと、それぞれの学年団を中心に授業者を決めました。

 

 3年生は、3Aが社会、3Bが英語の公開でした。質問に答える挙手の姿勢が素晴らしいですね。教室の後ろの方で、小さな妹さんも、しっかりと参観していたのにはビックリでした。

 

 

 2年生は2Aが英語、2Bが学活と担任の先生が入れ替わっての授業でした。

 事前の参加の申し込みが、少し多かったので、外壁工事中の換気の事も考慮して、美術室と理科室に場所を移動しての授業となりました。

 

 

  1年生も1Aが数学、1Bが国語と担任の先生を入れ替えての授業です。みんな、いつもと違って少し神妙な面持ちで勉強しているような気が・・・!?

 

 今回の参観では、小さなお子さんをお連れになっている保護者の方を何人もお見かけしました。

 お子さんをだっこしながら参観されているお姿を見て、とてもたいへんだろうなと思い、遠慮がちに廊下で参観されているお姿を見て、学校で何かできることはないものだろうかと考え込んでしまいました。

 また、お子さんの廊下の掲示物に見入る後姿も印象的でした。それぞれの生徒の作品や掲示物を、もっと細やかに、ご家庭に届けられるとよいのにと感じました。

 コロナの関係で、保護者の方々と学校との繋がりは、希薄になりがちな3年間でした。

 しかし、こうして保護者の皆さんとお会いし、いろいろなことに気づき、もっと変わっていかなくてはという思いを強くしました。

 これからも機会のある度に、ぜひお越し下さい。そしていろいろなお姿を見せてください。

 学校はしっかりとそのことに応えていきたいと思います。

 

R4_56 後期の生徒会役員・評議・専門委員会が始動しました

 10月25日に、令和4年度の後期生徒会役員、専門委員の認証式が行われました。

 北中では、前期生徒会役員が後期の役員さんに認証状を手渡すような形となっており、これまで学校を牽引してくれた3年生の面々が、この仕事を最後に退きます。

 コロナ禍の中で、校内TVなどを使った集会など、多くの新しいことに取り組んでくれた皆さん、本当にお疲れ様でした。

前列が後期の生徒会、後列が前期の生徒会です

三國さんの挨拶の後、前期生徒会から後期の生徒会に北中のバトンが託されました。

 

この後、評議員や専門委員会の皆さんへの認証式に移りました。

左から、評議_2B_西村さん、健康_2B_吉沢君、文化_2B_橋本さん

左から、給食_2A_高橋さん、放送_2B_宮下さん、書記_1A_菊地さん

 

代表生徒以外の委員も起立して認証です

野田新会長は、この挨拶が最初のお仕事でした

初めての司会で千葉さんも緊張です

 新しい生徒会役員のみなさんや専門委員の皆さんは、今日からいろいろな仕事や役割を果たしていきます。

 自分が新たに取り組む、生徒会や専門委員会の仕事は、これまでの視点から、より高く俯瞰して物事をみるような視点に気づかせてくれます。

 よい役割や仕事は、必ず成長につながります。

 思いっきり全力で取り組んで、北中と君の未来を切り拓いてください。

 

R4_55 ワゴンカメラ ~その後~

 5月20日のR4-10号のブログで紹介した「ワゴンカメラ」ですが、その後も活用が続いています。

 今年4月から、コロナ関係などで欠席となった生徒に向けて、そのクラスの授業を配信し続けて、集計してみると8月末で535本の授業を配信していました。

 幸いなことに、9月29日の配信を最後にしばらくは途切れていたのですが、ここ数日、家族の罹患や兄弟姉妹の発熱などによる不安から、ワゴンカメラの稼働が再び始まっています。

教室で授業を収録するワゴンカメラ

収録された授業はClassroomから視聴

教室にいるみたいな解像感です

 コロナ関係では、生徒のみなさんの体調が悪いときもあります。

 学級の授業と同時に配信されるライブだと、少し無理して見ている人もいるのかなと思っていました。

 そこで、北中では体調が回復したら勉強が再開できるように、オンデマンドという方式で自分の体調や都合に合わせて授業を視聴できるようにしています。

 今後、第8波の可能性も報道されており、学校としてもこれまで以上に注意を払いながら、皆さんの学習や生活を守ったり、維持したりすることに努めていきます。

 

R4_54 教育相談週間

 学校の近況をお知らせいたします。今週の月曜日、10月17日から各クラスで教育相談が行われています。(24日まで)

 1日に何名かずつ、担任の先生と生徒が、悩み事や勉強の様子、生活などについて話し合っています。

3年生はやはり進路の話が中心かな?

面談待ちの間もちょっと難しい問題に挑戦!

2年生もデータを見ながらの話し合い

2年生の待機組。写真も意識したかな?!

1年生の面談の様子はこんな形でした。

こちらの控え室も落ち着いた様子で順番を待ちます

 昨年の面談の時には、透明のアクリルでできた壁を隔てての話し合いでした。コロナ禍でいろいろと大変な2年間でしたが、ようやく学校も日常を取り戻しつつあります。

 また、3年生にとってはこの面談の後、三者面談が控えています。そして、進路についていよいよ本格的に志望校などを決める段階に入ります。

 15の春に向かって、プレッシャーに負けないで、自分の未来に向かって突き進んでください。

 

R4_53 後期生徒会選挙が行われました

 10月14日に後期の生徒会選挙が行われました。

 前期の生徒会の集大成の仕事が9月30日に行われた北峰祭でしたので、いよいよ10月からは、選挙で選ばれた後期の生徒会役員が中心となって学校を牽引していきます。

生徒会長候補の野田君から演説がスタート

やはり全校生徒を目の前にして緊張です

正面右側には生徒会役員候補が勢揃い

正面左は専門委員会の委員長候補です

 

 コロナ禍になってからは、校内TVでの演説会が続いていましたが、今年は全校生徒が体育館に集まって、演説会を開くことができました。

 TVでは聴衆の反応や様子を見ることができませんでしたが、直接会場の皆さんに話すのは、やはり桁違いに緊張したようでした。一生懸命に汗をかきながら演説した体験は、きっと良い成長をもたらしてくれるものと思います。

 北中の未来を頼みます!