#R4_北中ブログ
R4_122 修了式・離任式
3月24日、北中では修了式・離任式が行われました。
式に先立って、男子バトミントンの団体優勝、2年生の荒君の環境に関する作文の入賞、2年今君、1年村田さんの水泳に関する市のスポーツ奨励賞受賞などの表彰が行われました。
男子バトの団体優勝カップ授与
荒君は環境に役立つプランクトン
今君はバタフライです
村田さんは背泳ぎで奨励賞
表彰式の後、修了式が行われました。各学年を代表して授与が行われました。
1年生代表は麻生君
2年生代表は秋本さんです
この後、1年生の小林君と2年生の西村さんが、3学期を振り返っての話しをしました。
小林君の「3学期を振り返って」
そして、修了式に続き離任式になりました。今年は先生3名、事務2名の方が離任式でお別れの挨拶を述べられました。
壇上はクリスト先生(松前中へ)、右より、奥崎校長(定年退職)、井下主幹教諭(教頭先生として森中学校へ)、ステージ左側の右手より、松浦事務官(定年退職)、出口事務官(港中へ)
この他、用務員の池野さん、美術の村國先生、技術の木田先生、家庭科の水上先生、数学TTの佐野先生が、この3月で北中学校を去ることになりました。みなさん、これまで北中学校を支えてくださって、本当にありがとうございました。
離任式の後、各教室の様子についてレポートをします。まずは4階の1年生ゾーン…
1Bに伺った時には、クロームブックの初期化を行っていました。入学したての頃は、時々心配になるような手荒い使い方をしていた人もいました。しかし、機器を壊さずに大切に使うことを伝え、年間を通して故障機器は0台でした。大切に使ってくれて本当にありがとう。
隣の1Aでは、それぞれの子どもたちが選んだ写真が入ったmicroSDカードの配付が行われていました。今日、手渡されたその写真には、コロナ禍で離れてしまった学校と家庭との距離を、少しでも縮めることができるようにという願いが込められています。必ず、家族と一緒に見てくださいね。
続いて3階の2年生ゾーンに突入です。
2Aは通知表の配付のまっただ中でした。「おい、どうだった?」、「うん?、おまへ(へ?)こそ…」そんな会話が聞こえてきそうな様子です。肝心の井下先生はというと…
理科室で一人一人に通知表を見ながらアドバイスをして、通知表を手渡していました。
さて、今日の大トリは2Bです。
教室の前の方では佐藤先生が一人一人に、アドバイスを行いながら通知表を手渡していました。
クラスの中では、2Aと同じ様に通知表をお互いに見合う光景も見られましたが、そこは天下の2B諸君、教室の細部をよく見ると個性爆発です!
スコラの名前シールを8枚も収集!
感謝のメッセージカード作成
床に座って机のシール剥がし
何か、クラスの雰囲気がにじみ出ていて、ほのぼのします。
春休みは短いので、スコラ手帳を使ってこれまでの学習の復習や、部活、オンとオフの切替などにしっかりと計画的に取り組み、4月からの新学期に臨んで下さい。
がんばれ、北中生!
R4_121 輝く相貌(そうぼう)
先回のブログが3月16日の更新でした。この間、約1週間が経ちました。
17日には公立高等学校の合格発表があり、この結果を受けて殆どの生徒の進路が確定しました。卒業生の皆さんは、4月からの新しい学校生活に向けて準備に励んで下さい。
また、22日には学校運営協議会が開かれました。
この協議会は、年に3回程度開かれています。この3月の会議では、次年度の学校運営の基本方針を委員の皆さんにご説明し、ご承認を頂くことが会議の重要な目標です。
北中、北日吉小とも、学習習慣や生活習慣の見直しなどを重点的な目標として取り上げており、小中が連携した取組の中で、しっかりとした学ぶ姿勢や、規律ある集団作りなどに取り組んでいくことが確認されました。
翌、23日にはPTAの4役会議が開かれ、次年度に向けた活動方針などについて検討が行われました。
この3年間はコロナ感染症により、PTA活動も大きな影響を受け沈滞した期間となりました。なかなか役員さんのなり手も集まらない現状を見据えながら、イベント毎にお手伝いして下さるPTA会員を募って、イベントを実施する方法などが検討されました。
PTA活動は全国的にも課題が見え隠れする状況になってきています。有意義なPTA活動、参加して楽しかった・良かったと思えるPTA活動をしっかりと中心に据えて活性化を図っていきたい旨の意見が交わされました。
気がつくと3月もあと残り1週間となりました。24日はいよいよ修了式・離任式です。学校ではここ数日、皆さんにお渡しする修了証書や通知票の準備を整えていました。
それと平行させて、R4_118でもお知らせしていた取組を卒業生から在校生に広げ、学校の写真ストックから自分が写っている写真を、生徒が個々に選択しSDカードに収めて持ち帰る準備をしています。
カードを1枚1枚確認しトラブル防止です
カードに収められているのは、生徒の皆さん一人一人が主人公の写真集です。
青春の真ただ中で輝く美しい相貌を、各御家庭でぜひご一緒にご覧になってください。
そして、コロナ禍で少し遠くなってしまった学校が、幾ばくかでも身近に感じる一助となれば幸甚です。
追伸
先行して、卒業式に写真を持ち帰った3年生の中には、自分が写っている写真を恥ずかしがって親御さんに隠しているようなお話も聞こえてきます。その節には、「学校から届いた写真は、家族で見て欲しい大切な写真なんだって…」 そんな学校からの思いも、ぜひ、お伝え下さい。
R4_120 卒業式の余韻
昨日(3/15)、卒業式を無事に終え63名の卒業生が北中を旅立ちました。
式での合唱や、クラスに戻っての学活では涙する場面もみられ、思いがたくさん詰まった最後の学活となりました。
卒業式の午後の学校は閑散としていて、その静けさには、「本当に卒業してしまったんだ」という、心にぽっかりと穴の空いていることが突きつけられるような錯覚を覚えます。
夕方、静まりかえった校舎で、3年間ともに過ごした卒業生諸君の余韻を探しました。
下級生からのメッセージ
2年生は折り紙のハートに
1年生はカードに感謝の言葉です
黒板もそのまま…
空っぽになったロッカー
踊り場のパンダも泣いている…
初の掲示も「いとかなし」
3年生の教室はすぐには使わないので、もう少しだけこのままにしておこうかな…。
もう30年くらい前になりますが、私が初めて担任をして3年間一緒に過ごした子どもたちを卒業させた時、心にぽっかりと穴が空いて、4月からの新しいクラスになじめない時が続きました。
5月の連休開けの朝に、3階にある自分のクラスに行くと、3月に卒業させた子どもたちから、「新しいクラスの子どもたちとガンバレ!」のメッセージが黒板一杯に書かれていました。
連休中に20人くらいで集まって、遊んだ帰りに学校に寄ったらしく、たまたま部活動が終わって残っていた先生の許可をもらって、教室に上がり込んでメッセージを書いたとのことでした。
勇気をもらった私は、かみしめるように、そして感謝を込めて、黒板消しでそのメッセージを消しました。
卒業は生徒にとってだけでなく、先生にとっても大きな大きな節目と悟りました。
追伸
今日(3/16)、帰り際に3Bの教室を覗いたら、すでに飾り付けは片付けられ真っ白の黒板でした。
明日は、公立高校の合格発表日です。気合いを入れ直して全速前進です!
R4_119 同窓会入会式
先週の金曜日(3月10日)に同窓会の入会式が行われました。(今回は写真を撮り忘れてしまいました ^^; )
今年の同窓会の代表は、第10回卒業生の斎藤有希 様。以前お知らせした市政100周年記念で寄せ書きを書いた学年とのことでした。
お話の中で、担任の先生がタイムカプセルに収めた30年後のクラスの生徒に向けたメッセージをご紹介頂き、当時は担任の先生の思いなどに気がつかず、ずいぶん反発したことや、今回改めてその思いに触れ感じたことなどを卒業生に向けてお話し頂きました。
とても素晴らしいお話しでしたので、Webでもご紹介いたします。
------------斎藤様のお話し ここから---------------
私は平成5年3月にこの北中学校を卒業しました。皆さんのはるか遠い先輩にあたります。
私が2年生の時に北中は開校10周年を迎えました。
そして皆さんの後輩である1年生に娘がいます。
朝、制服を着て学校へ向かう娘を見送っていると、同じ道を歩いて通った当時が懐かしく思い出されます。
私が通っていた頃は学校周りにまだ家はあまりなくて、あっちもこっちも畑でした。部活で汗だくのヘトヘトで歩いた暗い道、テスト前は部活がなくてうれしい気持ちで歩いた昼間の帰り道。皆さんと同じように暑い日も雨の日も吹雪の日も3年間毎日歩いた道。今はずいぶんと景色も変わりました。
また当時は生徒の数もたくさんいました。私の学年はA~F組までの6クラスで226名が在籍していて、全校で700名ほどいました。集会などで全校生徒が集まるとすごくうるさくて、いつも生徒指導の先生に怒られていました。部活動の数もたくさんありましたし、休み時間の廊下もとても賑やかでした。
こうして振り返っていると体育祭や文化祭などの大きな行事から友人と交わしたちょっとした会話や憧れた先輩のことまで思い出をあげると次から次へと出てきます。
それくらい私が北中で過ごした年月は私の人生の中で最も充実した青春の3年間であったなあと思います。
ところで、なぜ私がここで自分の中学時代の話をしているのか、そこに至るいきさつをお話ししたいと思います。
去年の夏ころ、娘が学校から持って帰ってきたお手紙を読んでいると“45歳のわたし、ガンバレ!”という文字が目に入りました。まさに現在45歳の私は興味をそそられ、文章を読み進めました。
内容は「函館市の市制施行100周年を記念して30年前にタイムカプセルに収めた寄せ書きが学校に届きました」というものでした。
30年も前に書いた寄せ書きなんて全く記憶にありません。
私は当時、どんな思いでどんなことを書いたんだろうか、友人たちは・・・?とワクワクが止まらなくなり、学校へ連絡したところ教頭先生が快く対応してくださり、実物を見せていただけることになりました。
寄せ書きを実際に目にすると、まさにタイムスリップしたかのように、若かりし日の自分や友人の姿が浮かびました。中にはもう亡くなってしまった友人が30年後の自分へ送ったメッセージもあり、読んでいて胸がいっぱいになりました。
そして寄せ書きと一緒に当時の私のクラスの担任が、30年後の私たちへメッセージを送ってくれていました。そのメッセージをここで紹介したいと思います。
(担任の先生のメッセージ)
中3の時の私たちは思春期や反抗期というもののせいにして、この先生にひどい態度をとっていました。それなのにこんなメッセージを残してくれていたとは・・・大人になって知った私は反省と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そこで私は友人たちと相談し、同期会の実現へ向けて動くことにしました。
そのことを校長先生と教頭先生に伝えると「それが実現したらその先生も教師冥利に尽きると思います。ぜひ実現してください。」と賛同してくださいました。
そんな出来事があり、今回、教頭先生から「この度、同窓会に入会する3年生に話をしてほしい」とお声をかけてくださったようです。
私が北中を卒業してから30年という年月を経て娘が同じ中学校に入学し、その年に寄せ書きが戻ってくるという偶然が重なったのか、ご縁というものなのか、不思議な力に導かれ、私は今、ここに立たせていただいています。
今回せっかく貴重な機会をいただいたのでタイムカプセルのお話をさせていただきました。
寄せ書きを見ていて正直な話、同期が200人もいるので名前を見ても顔が浮かばない人、話したこともない人、この人誰?っていう全然知らない人もいっぱいいます。
それでも今この歳になって再会すると、全く知らない人とも思い出話で盛り上がることができるんです。これって同期の絆なのかなあと思います。
皆さん、周りにいる友人たちをみてください。その友人たちとの間にも絶対に絆が存在します。今は感じることが難しいかもしれませんが、10年、20年と時がたち、私のように何かのきっかけができた時、深く実感することになるでしょう。
皆さんはこれから北中を卒業し、進学や就職、結婚などそれぞれの道を歩んでいくことになります。
友達というものは人生において一生の財産であると私は思っています。なので、皆さんにもどうかどうか友達を大切に、友達との繋がりを大切にしてほしいと思います。
皆さんの北中での3年間はどんな3年間でしたか?
楽しいこと以外の苦しいこと、大変なこと、つらいこともみーんな必ず思い出というキラキラした青春の1ページになるでしょう。
私はこれから共に青春を過ごした仲間や先生と再会を果たすため、準備を進めていきます。
できれば年内に実現したいと思っていますが、実現した際には、今日ここでお話させていただいたことをみんなに報告したいと思います。
最後に。みなさんの未来は間違いなく輝いています。輝く未来に向かう皆さんの背中が頼もしくたくましく見えます。この先、困難もあるでしょうが、自信を持ち、胸をはって力強く一歩一歩前へ向かって歩いてください。
少し早いですが、、、皆さん、卒業おめでとう!!
------------斎藤様のお話し ここまで---------------
斎藤様、この度は同窓会入会式での素敵なお話し、本当にありがとうございました。
R4_118 マスクの向こう側に…
3年生はあと少しでコロナ禍の3年間を終え、卒業となります。
本来は保護者の皆さんにも、入学式から体育祭や学校祭、授業参観日など機会ある毎に学校にお越し頂き、子どもたちの成長をご覧頂きたかったのですが、それが叶わなかった3年となりました。とても心残りです。
中学校時代は人生で一度しかない大切な時。二度と来ることのない大切な”その時の姿”を残すために、教室や部活動などで活躍する姿を、いつしか写真として収めるようになりました。
こうしてストックされた数々の写真から、子どもたち自身が自分が写っている写真を選び、microSDカードに保存するという取組を行いました。
共有ドライブから写真を選択
自分の写った写真をダウンロード
この写真よくね!
短時間で50枚以上も探し出す強者も…
こうして個々の子どもたちによって作成されたmicroSDカードに、今年の体育祭、北峰祭、昨年の社会科自由研究の動画などを付け加えて、卒業式の当日に保護者の皆様にお渡しできればと思っています。
マスクの向こう側には、紛れもなく、輝く子どもたちの表情がありました。
ぜひ、このカードに収められた何葉かのお写真を、お子様とともに御覧頂き、楽しかった中学校時代を振り返る一助としてご活用いただければ幸甚です。
令和3年度_宿泊研修_江差_鷗島にて
R4_117 卒業式に向けて
卒業式まで、今日も入れてあと6日になりました。3年生は、卒業式に向けて本格的な練習が始まっています。
公立高校の入試から僅か5日、本当に慌ただしい中で日々が進んでいます。
入場のスピードはどの位かな?
起立のタイミングも練習・練習です
証書を受け取る凜とした姿
1階の廊下には、今年、教育活動のDXとして取り組んだ「感謝の言葉」が掲示されました。一つ一つのカードには、これまでの思いが綴られています。
3年前に入学した頃は、毎日が「事件」の連続でしたね(^^;)。気が付くと、体も心もずいぶん成長していました。
学校で一緒に居られるのもあと僅か。学年団の先生と共に、最後まで、しっかりと皆さんを支えていきたいと思います。
R4_116 卒業式の準備
卒業式を2週間後に控えて、学校では会場作りが行われました。
北中では例年、2年生が会場準備を担い、多くの生徒が手分けして会場を整えていきます。今日はWeb上で、会場作りの様子を実況します。
紅白幕は、まず広げて確認
教卓を各教室から集めてステージづくり
茶箱から幕が抜けないの~
北中のバック幕は水色です
カーテンフックで一つ一つ取り付け
赤い緞帳も手を抜かず、一つずつ
吉沢君の怪力でカーテンレールが連結!
おニューの卒業式の横一文字
穴の空いているところはガムテで補修
細かいところまで手を抜かず…
これで、今年の式場の準備ができました。卒業証書授与式の横一文字は使い初めです。
また、緞帳右の200インチのスクリーンには、卒業証書を受け取っている3年生の皆さんの表情が映し出される予定です。
2年生の皆さん、卒業式の会場準備、本当にありがとうございました。
R4_115 跳躍の瞬間
3月2日は公立高校入試の1日目、朝、職員室には受験校からの「無事、全員集合」の連絡が入ってきます。
今年度の入試も、コロナなどの影響を受けずに無事、出願した全員が試験に臨むことができました。振り返ると3年前はごく当たり前の話しだったのですが、コロナが流行しだしてからは、試験日の数日前から緊張感が漲っていました。
「緊張する」と言えば、今日は、今春入学する小学校6年生の皆さんの体験入学が行われました。
中学校ってどんなところかなという前向きな興味と、自分たちは中学生として大丈夫だろうか、落ち着いてやっていけるのだろうかという、少し不安な思いを持って体験入学に臨まれたことと思います。
生徒会による中学校生活の説明
体育館での集合の場面、最初はすこしざわついていましたが、静かに待つようにという指示に従って、静粛に待つことができました。生徒会の学校紹介を聞く場面でも、正しい姿勢で、しっかりと、これからの北中の生活について話しを聞いていました。
それに続いて数学、英語、音楽の3つのグループに分かれて、体験授業。
算数との違いは?
英語はオールイングリッシュ
音楽は鑑賞教材を使った授業
それぞれの授業では中学校の授業の片鱗を体験しました。小学校は担任の先生と専科の先生が教えますが、中学校では全部の教科について、それぞれ先生が変わって教えます。そういった形に慣れるまでが一苦労です。
今日は、普段の小学校での過ごし方と違い、とても緊張した1日となったことと思います。
本当は、もっと楽しく体験入学をして頂きたかったのですが、中学校から伝えたかった1番のメッセージは、「しっかりとした、規律ある集団になろう」でした。
校長挨拶でも、「中学校では、勉強が教科担任制に変わります。そして部活動が入ってきて生活時間が変わります。でも一番変わるのは、入学式の日からの気持ちです。前の日とその日、たった1日の違いだけれど、人はあるところから、もう一つ高いところにステップアップする瞬間があります。入学式の日にそのことを意識して、気持ちをしっかりと切り替えて、中学校生活に臨んでください」ということでした。
YDKという言葉があります。「やればできる子」の略称です。でも、そうした子どもたちにYDKという表現を使っているということは、普段は「やらないからできていない子」という意味でもあります。
今日体験入学に来校してくれた小学生の皆さんは、とても立派な姿で体験入学に臨んでくれました。本当は、中学校ってもっともっと楽しい事や、自分が真剣に取り組めることがたくさんある場所です。
でも、そこがそうした場所となるためには、最もベースとなる学級や学年という集団がきちんとしていることがとても大切です。
4月6日の入学式の日、「そのことを意識して、気持ちをしっかりと切り替えて」北中学校に来て下さい。私たち北中の職員一同は、みなさんの勉強や部活動をしっかりと支え、皆さんの「挑戦したい」こと「頑張る」ことを支えていきます。
中学校に入学するという跳躍の瞬間を大切にして、4月の入学式に臨んで下さい。
R4_114 今日から3月
今日から3月、公立高校では今日が卒業式です。お兄さんやお姉さんが卒業された御家庭におかれましては、本当におめでとうございました。
また、明日は公立高校の入試日となります。本校では約半数の生徒が受検となり、受検に向けた最終確認が行われました。
小阪先生の全体説明後に…
受験校に分かれて打ち合わせ
受験生の皆さん、明日はぜひベストを尽くして頑張って下さい。
3年生の教室では、残り日数をカウントするカレンダーが掲示されています。
「あれ、8日はやけに少ないぞ!」と思ったのですが、2日、3日と入試のため3年生の登校がありません。6日の月曜日から登校する日を数えると…確かに残り8日となりました。
4階の音楽室では1年生が合唱の練習です。
今回の卒業式では、1年生は会場の狭小の関係で自宅待機となります。しかし、総練習の日は体育館に一緒にいることができますので、その日に全校合唱が行えるように練習をしていました。
体育館に全校生徒が集まって歌うのは、私が着任してから3年間で初めてのことです。
給食後の2年生の教室では、コロナがだいぶ収まってきたこともあり、昔のような ”やや密" な感じで、昼休みを過ごしていました。
学校の日常が、3月を境に、大きく元の形に戻りつつあります。コロナ後(あるいは with コロナ)の学校像について、手探りを繰り返しながら、少しでも早く確立していきたいと思っています。
5時間目のワークの提出を控え、黒板のところに宿題をしながら黒板を消すという、アクロバティックな姿を披露してくれた生徒がいました。
これで本当に問題が解けてたら、ある意味凄い能力の持ち主です。彼も十分に冗談とわきまえて演じてくれたので、座布団2枚 かな…。
追伸
前号(R3_113)でお知らせしていました生徒会のプレゼンですが、リハーサルが放課後に行われていました。明日の体験入学では、学校生活の素敵な所を、余すところなく小学校の後輩の皆さんに紹介して下さい。
(余談になりますが、後ろの200 インチのスクリーンは、今日納入されたばかりのものです。生徒会の皆さんが使い初めですね。)
R4_113 バト部優勝おめでとう!
先週の週末(18、19日)に道南中学校対抗バトミントン大会が開催され、北中学校は男子Ⅰ部で団体優勝を勝ち取りました。(女子は決勝トーナメントで惜敗でした。)
夏の中体連では、函館地区と渡島地区で別個に戦いますが、今回の大会では一緒に参加していました。冬の全道大会で益々力を付けて、今回の結果に繋げたものと思っています。
(左から、川合君、下田君です)
また、市内の中学生を対象に、環境保全活動や環境問題を題材とした壁新聞を「スクールエコニュース」として函館市が募集していました。北中からは4点応募し、その中から2年生の荒君の作品が優秀賞に輝きました。荒君の作った壁新聞のタイトルが「日常を支え世界を救うプランクトン!?」というタイトルでした。
学校に4人の皆さんへの賞状が届きましたので、記念撮影をお願いしました。
(左から岡山さん、荒君、鈴木さん、堀川さんです)
この後、全校生徒が揃う集会の時に賞状伝達が行われます。
放課後、生徒会の皆さんが集まって作業をしていました。
全員パソコンに向かって作業をしていたのでのぞき込んでみると、3月2日に行われる小学生の体験入学に使うスライド作りをしていました。
今回の体験入学の際の学校紹介は、生徒会が担当します。ぜひ、かっこよく決めて下さい。
また、例年卒業シーズンに行われていた「感謝の言葉」をカードに書いて廊下に張り出す取組ですが、今年はパソコン上の取組となり、その準備をしていました。
大量の感謝の言葉…
もし、電子の上で「感謝の言葉」が読めるようになると、お家の方にも読んでいただけるのかなと発想が膨らみました。
DX化は今年初めての取組です。どこまで進めるか暖かく見守ってください。
追伸
函館では、今日は私立高校の合格発表が行われました。この後、週明けの3月2日に公立高校の入試が行われる予定です。
ここ数年は、コロナ対策でピリピリした入試となっていました。万全の体調で臨めるように、体調管理には気をつけて過ごしましょう。
R4_112 ノート添削
2月13日の月曜日から、2年生の数学の勉強を支援しようとノート添削を始めました。
数学は積み重ねの学習が多く、一度不得意になるとなかなか自力では回復できないので、ノートにしっかりと問題を解いてもらい、応援しようという試みです。
添削に参加するルールは「毎日、ノートを出すこと」。当然、取り組めない日もあるので、そんな日でも「1問だけ解いて出すこと」、そして「もし、提出できないときは添削を止めまーす」。こんなルールで取組を始めました。
当初は、20人くらいの生徒が参加していたのですが、取組が進むにつれて、今は10冊くらいのノートが毎日届いています。そのノートに赤ペンで添削を書いて、その日のうちに返却というのが一連の流れです。
しかし、生徒によって間違うところは様々です。それに解説を一つ一つ書いていて手が回らなくなりましたので、最近は解き方の解説を、QRコードを付けてYouTubeから視聴できるようにして、添削が少なくなるように工夫しています。
実際に取り組んでみて、教師には、その問題の解き方を教えること以上に、大切な役割があることに改めて気づかされました。
子どもたちを励まして毎日の勉強を動機づけたり、それぞれの子どもの力量にあった問題を選択したり、頑張りすぎの子どもに適切な演習の分量を伝えたり…。
3月の終業式まで、毎日提出のルールを頑張って守って、1冊でも多くのノートが残って欲しいと思っています。
R4_111 美術の時間の柔らかさ
昨年の11月に美術の村國先生が着任されて、4ヶ月が経ちました(cf. R4_59)。毎週月曜日と金曜日に学校にお越しになるのですが、気がつくと、美術室の壁や廊下が作品で一杯になっていました。
風船に紙を貼ってランプシェードづくり
川嶋君、会心のポーズ
台座はラッカー仕上げです
クリップに飾りをつけた作品
砂絵も上手な仕上がりです
水墨画ではWebで参考作品を探します
印も押し、雰囲気でてますね!
3年前に笠松先生の美術の授業を拝見して、子どもたちがとても和やかな表情をしていることに気がつきました。それ以来、時々カメラを片手に、美術の時間にお邪魔するようになりました。
卒業式のライブ配信の合間に流すスライドショーには、美術の授業中に撮られた写真がたくさんありました。
今年は、学校にある自分が写っている写真や動画を、microSDに入れて持ち帰ることができないか模索中です。難所はいくつもあるのですが、衝を見据えて頑張ってみたいと思います。
R4_110 学年末テスト
今日(2/17)は、1・2年生の皆さんの学年末テストでした。寝不足で調子を崩している生徒がいないか心配で、登校の様子をみていました。
いつもよりは、いくぶん堅い雰囲気の朝でした。きっとテストを前に緊張しているのかな…。
8時半過ぎに1時間目のテストが始まり、みなさん真剣に取り組んでいました。
中学校の試験は定期テストや実力テストがあり、小学校の試験は単元が終わったときに、そのクラス毎でテストをしています。試験期間が近くなってくると、いろいろな教科の試験範囲が示され、普段の勉強をちゃんとしていないと、天手古舞いになってしまうところが大きな違いです。
1年生の教室でテストに臨む様子をみてみると…
私はテスト監督をしているとき、子どもたちの手の動きを、よく見ています。手は脳と密接に繋がっていて、閃いたときには「やった!」のようなアクションが手に顕れるので、「お、うまく解けそうなんだね」と心の中で応援しています。
中学校生活も間もなく1年。1年生の皆さんの手の”表情”をみせてもらいながら、これまでの成長を、いろいろな行事や活動に重ね、振り返った1日となりました。
R4_109 オンラインでのテスト
令和5年度に行われる全国学力・学習状況調査では、英語の話すことのテストが4月にオンラインで行われる予定になっています。今日は、その接続テストが行われました。
大学入試の共通テストでもヒアリングが行われていますが、あちらは手元に置いたICプレーヤーが使われています。今回の取組は、ネットワークに接続した一人一台端末を使っており、生徒の話す力をマイクから拾って採点しようという前衛的な試みです。
CBT(Computer Based Testing)という言葉を、教育現場では最近耳にするようになりました。これは、学校の1人1台端末を授業や家庭において活用し、オンライン上での学習やテストに役立てようというものです。
ネットワークをフルに活用しながら、紙の教材から電子の教材へ、紙のテストから電子のテストへと、まさに学校を取り巻く時代がもの凄いスピードで進んでいることを感じます。
R4_108 戦い済んで日が開けて…
昨日(2/14)が私立高校の入試日でしたので、今日は3年生の皆さんがどんな様子で登校するか見ていました。
昨日の入試に上靴を持って行って、今日、学校に持ってくることを忘れた人などもいましたが、朝は落ち着いた様子で過ごしていました。
1月に司書の渡辺さんが退職されましたが、その代わりとして赤川中学校から週に1度北中に臨時で来て頂くことになった三嶋さんが、今日は図書室にいらっしゃいました。
3月まで来て下さる三嶋さんです
3年生が昼休みに図書室を使用できる日でしたので、図書室を見回すと…いました!
ウオーリーを探せで爆盛!
ちょっとした息抜きの時間です
皆さん、入試が終わって少しほっとしているようです。
今回の私立高校の合格発表は、コロナでの再受験の予備日を取っている関係で、24日(金)です。少し、発表まで時間がありますので落ち着かないかも知れませんが、3年生らしくしっかりと生活して欲しいと思います。
最近のニュースではChatGPT(チャットGPT)という、自動で文章を作ってくれるAIのことが凄く話題になっています。試しに、「生徒が入試を終えてほっとしている様子を話して下さい。」と入力してみました。
ChatGPT答えて曰く
とのことです。う~ん、座布団2枚かな…。
R4_107 明日(14日)は私立高校の入試が行われます
週末に気温が少し高くなり、これまで除雪した雪が溶け出して、小さな通りでは足下がぬかるんでいる週明けとなりました。
さて、いよいよ明日は、私立高校の入試が行われます。道内の私立高校は、A日程(14・15日)とB日程(17・18日)という2つの日程で入試を行っていますが、函館地区はA日程の14日が本番です。
進路の小阪先生から諸注意です
4時間目の学年集会では、全体への指導に続いて、明日の受験校に分かれて綿密な打ち合わせが行われました。
私学の入試の時期は毎年2月中旬ですので、天候が厳しいことが多かったように思います。
また、私が高校入試の時は、前日の夜に緊張して眠ることができず、不安な思いで入試に臨みました。大人になってから、教育大学の米谷元捷教授に、「眠れないときは、ふとんの中で黙って目をつぶって、じっとしているだけでもいいんだよ」ということを教えていただき、そのことを知ってから、前日の布団の中での気持ちがだいぶ楽になりました。
明日は、一転して-8°と冷え込む予報です。今日の夜は体調に気をつけて過ごしてください。そして明朝、それぞれの学校の集合時間に間に合うようにしっかりと起きて、本番に臨んで下さい。
がんばれ北中生!
R4_106 「学問に王道なし」って本当か?
図書館司書の渡辺さんが1月末で退職されたので、昼休みの図書室の様子を見にいきました。今日は各学年のB組さんが貸出日となっていて、B組の図書委員さんがカウンターに並んでいました。
図書室の本棚の所にいた生徒に「どんな本をみているの?」と声をかけたら、勉強の仕方の本を読んでいますとのこと。思わず、本棚の所をよくみると、司書さんが勉強の仕方を解説した本を集めたコーナーがありました。
渡辺さんありがとう!
本から情報を拾って…
話を聞くと、時間を節約して勉強する方法を探しているとのことでした。
折角の機会ですので、私の経験を話しました。題して「数学の勉強をするとき」は
①(問題のレベルや問題の解説スタイルが)自分にあった問題集を(先生と相談して)見つけること
②その問題集を演習し、1回目でできた問題は無印にして、間違った問題に印を付けること
③テスト前の復習では、印の付いた問題だけを復習すること(できれば2回解きたい!)
④気分が乗らないときや、やりたくない時でも、1問だけ解くようにして毎日勉強すること
※これを学習ノートの形で、毎日出せるようになると、先生からの助言も届くようになります。
学問に王道なしという諺があります。勉強にとって地道な努力を続けることが一番大切ということです。
でも、やみくもな努力はだめで、効率や効果を勘案した取組が必要です。先の勉強法が合う人と合わない人がいると思いますが、もし迷っている時はぜひ一度試してみてください。
そして、少しずつ取組を自分に合った形に修正して、このやり方で取り組めば自分の勉強は上向きそうだという感触が掴めると、そこからは自分一人でも走って行くことができるようになります。
昨日のNHKのクローズアップ現代では「リスキング」が取り上げられていました。
子どもたちの生きていく未来は、技術革新やビジネスモデルの変化が激しく、それに対応するためには仕事で必要とされる新しい知識やスキルを、働き続けながら、効率よく効果的に学ぶ必要があります。
学び方を身に付けることは、数学そのものを学ぶ以上に大切なことになっています。学校でも、そうしたことを意識して、子どもたちを育てることが必要な時代になっています。
R4_105 数学授業改善チーム
函館市では数学の授業について、各学校を巡回して授業を見て改善点を話し合う、授業改善チームというお仕事をなさっている先生がいらっしゃいます。
年間で数回、学校に来て下さるのですが、今日が今年度最後の北中の訪問日でしたので、ご紹介したいと思います。
改善チームの永吉先生です
改善チームの先生は、その学校の数学の先生の授業の運営や、改善に向けた視点を助言することが主なお仕事ですが、時にはつまづいている生徒に直接アドバイスして下さることもあります。
改善チームの能登先生です
何年も教師をしていると、自分の授業のどこが良くて、どこに改善が必要なのか、日々の業務の中でどうしても忘れがちになります。また、学校で教える内容を示した学習指導要領が変わると、授業の力点の置き方も変わってきますので、改善チームの先生に実際に授業を見て頂いて、今にあった形にリニューアルをしています。
学校で使われている現行の学習指導要領では「個別最適な学び」と「協働的な学び」という2つの視点が重要だと言われています。普段の授業に、そうしたテイストを付けていくにはどうすればよいのかなどについてもご助言を頂き、学校では日々授業を改善する努力が続けられています。
R4_104 面接の練習
2月も第2週目に入り、飛ぶように時が過ぎています。
3年生は、2月の10日に公立高校の推薦面接、14日に私立高校の一般入試と、この後、入学選抜に関する日程が立て続けにやってきます。面接試験が課されている学校を受検する生徒は、本番を控え面接の練習にも力が入っています。
集団面接の練習のようす
個人面接の練習のようす
面接を行う高校には、集団面接の形で行う高校と、個人面接の形で行う高校があります。生徒は自分の選んだ高校の形式に合わせてで練習を重ねています。模擬面接は初めての経験ですので、普段は話し慣れた担任の先生が相手でも、緊張して練習に臨んでいる様子が後ろ姿からも伝わってきます。
志望動機をしっかりと伝えて!
考えていなかった質問にも対応
全道的にはコロナが収束の傾向を見せはじめています。なんとかこのまま無事に、入試の日程に進むことができればと思っています。
追伸
函館私学振興協議会が作成した「明日に向かってジャンプ」について、1・2年生の保護者様にも閲覧できるように準備をしています。私立高校の授業料実質無償化について、漫画で分かりやすく解説している資料です。
準備ができましたら、安心安全メールにて閲覧に必要なURLやパスワードをお知らせいたします。
R4_103 2月2日は実力テストでした
今日は、1・2年生で実力テストが行われました。
中間・期末テストとはひと味違った問題が出題され、皆さん真剣に取り組んでいました。
2年生のクラスでは、問題を読む姿も、どことなくしっかりとしてきました。もうすぐ3年生になることを見据えて、少しずつ頑張ることに対する自覚が出てきているようです。
1年生のクラスも、落ち着いて答案づくりに取り組んでいました。入学したての頃はテストになると不安で落ち着かない生徒も散見されましたが、振り返ると懐かしい思い出です。
今日も4階の教室からは、函館山の勇姿を観ることができました。
北中の校歌には「紫けむる 臥牛の孤高よ」という歌詞(フレーズ)があります。北中創立時に込められた思いが、この眺望には隠されているのかも知れません。
追伸
テストが5時間で終わって6時間目の学活はさぞかしリラックスしているだろうと思い、各学級を巡回しました。やけに教室が静かだったので、そーっと覗いてみると、なんと、どのクラスも「学年末テスト」に向けた学習計画表を作っていました。
日テレで安藤サクラさんが主演で「ブラッシュアップライフ」という人生を何回かやり直すドラマが放送されています。もう1回人生をやり直して中学生というのは、ワクワク感もありますが、けっこうきついかも…^^;。